噛み癖
子犬は嬉しいという感情を「噛む」という行為で表現することがあります。大好きな飼い主さまがそばにいる→遊びたい→それなら噛んじゃえ〜、これが甘噛みです。可愛い行動ですが加減が分らないまま成犬になると、噛み癖を持つ他人に危害を与える問題犬になります。
子犬が噛んできたら「いけない!」や「ダメ!」などと制止の言葉をかけ、必ず子犬から離れてください。そうする事で「噛んだから遊んでもらえないんだな」と覚えさせます。このとき、くれぐれも子犬を叩いたり、邪険に扱わないで下さい(子犬のしつけ 犬の基本的なしつけを参照)。逆に噛まずに遊んでいる時には「いい子ね」と大げさなくらいほめてあげてください。このメリハリが噛み癖を直すポイントです。
噛み癖は、一度や二度では治りませんので気長に何度も同じことを繰り返し教えることで、必ず良くなりますので諦めず教えてあげて下さい。この可愛らしい子犬時代の噛み癖も月齢が経つにつれ少なくなり、寂しく思える時期が必ず来ると思います。 |